※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

ユニクロ エクストラファインメリノクルーネックセーターは登山やキャンプなどのアウトドアギアとして使える

登山やキャンプを始める時に最初は手持ちの服や安物ギアで対応する人も多いですが、ある程度経験を積むと性能に不満が出てきて本格的なアウトドアギアに買い替えます。

キャンプならまだしも登山においてベースレイヤー選びはとても重要で、選択を間違えると死の危険があるほどです。

綿100%素材は汗で濡れても乾きにくく肌に張り付いて体温を奪ってしまうので登山ではご法度とされています。

今なら高性能な化繊インナーが選び放題ですが、大昔にはそんなものはなくウールを着ていました。

速乾性はそれほどありませんが濡れても汗冷えしにくく、長時間着続けても抗菌作用によって臭いません。

いまだ化繊インナーでウールの完全上位互換が現れていないので、現代でもウールインナーの人気は高いです。

普通のウールだとチクチクして素肌に着るのは辛いですが、メリノウールという毛の細い品種の羊から採れたウールを使ったインナーであれば肌触りが格段に良くなります。

欠点として天然素材なのでどうしても値段が高くなってしまいがちで、コスパの高さで有名なモンベルでも5,000円以上します。

たまに使うだけの下着一枚に5,000円は勇気がいるのでなかなか手が出ません。

そんなメリノウールの欠点である値段の高さを何とか克服した商品がユニクロやワークマンから販売されています。

ユニクロ エクストラファインメリノクルーネックセーターはインナーではなくセーターとして売られていますが、生地が薄くてインナーとしても違和感なく着れるということで登山家やハイカーが目をつけました。

大量生産によるコストダウンで定価2,990円という破格の安さを実現しています。

あくまで普段着なのでアウトドアギアほどの耐久性は見込めませんが、洗濯機で洗えたり裁縫もしっかりしているのでそれなりにハードな使用にも耐えてくれそうです。

何よりユニクロ自体がこのイレギュラーな使い方を認知しているので頼もしいです。

ワークマンにもメリノウール100%のインナーが1,900円で売られているので、コスパ的にはワークマンに軍配が上がりますが、やはりこちらも人気商品なので即完売してしまいます。

ユニクロの方が入手しやすくインナーとしてだけではなく、本来の使い方であるセーターとして着こなすこともできるのでより汎用性があります。

セールの時にタイミングよく買えれば価格差はそれほど大きくありません。

メリノウールの魅力に取り憑かれた人は一年中着続けていますし、自然の調温・調湿機能によって快適に過ごしています。

ウォッシャブル加工によってメリノウール本来の性能が最大限に発揮できていないかもしれませんが、それでも1週間着続けてもほとんど臭わないほど化繊にはない特性を持っています。

どんなに高価な化繊インナーでもメリノウールインナーには敵わないので、何日もインナーを着替えない長期テント泊登山や荷物をなるべく減らしたい旅行者などに最適です。

ユニクロのなかでもアウトドアギアとしての使える商品はごく一部ですが、エクストラファインメリノクルーネックセーターはわりと本格的な使用にも耐えうるポテンシャルを秘めています。

アウトドアを始めるうえで円安や物価高騰によって以前よりハードルが上がっていますが、ユニクロやワークマンの商品を上手く活用すれば実用レベルの装備はそろうので気軽に始めてみましょう。

メリノウールは秋冬のイメージが強い季節ものなので秋口が一番在庫も多く入手しやすいです。

【ULハイク】あのユニクロに登山用インナーがあるってマジ!?【チープハイク】