theHunter: Call of the Wild – 2019 Edition 狩猟&ウォーキングシミュレーターとして熟れてきた最初におすすめする1本
theHunter: Call of the Wildは日本ではあまり馴染みのないハンティングをオープンワールドの仮想空間で体験できる数少ないゲームです。
当ブログでも2017年の発売当初に記事にしましたが、あれから4年が過ぎいつの間にかPS4やXbox Oneなどの据え置きゲーム機からソフトが出たり、PC版では日本語化されるなどかなり遊びやすい環境が整いました。
良い意味でゲームとして熟れてきたので再び記事にすることにしました。
DLC ( ダウンロードコンテンツ) も定期的にリリースされており、4年経ってもなお進化を続けています。
DLCが豊富なのは素晴らしいですが、すべてそろえると軽く1万円以上するので初見では手が出しにくいです。
もし最初の1本で迷っているならtheHunter: Call of the Wild – 2019 Editionを選びましょう。
タイガとサバンナという特色のあるマップが2つ追加され、さらにテントやバギーのような必須級アイテムがしっかり入っているので無駄がありません。
コンシューマで遊ぶ場合は無印とそれほど値段が変わらないうえに始めから必須級DLC込みの2019 Editionを選ばない理由はないでしょう。
PCで間違いなくやり込むという確信があればコンプリート版を買うのが一番ですが、あまり重要でないDLCが含まれていたり、結局ゲーム内である程度やり込まないと使えないアイテムもあるので無駄が多いです。
2020年にはYouTuberの兄者弟者 (2BRO.) が取り上げたり、現役ハンターであるリロ氏が実際の狩猟知識を交えながらプレイするなど地味に認知度が上がってきました。
ハンティングと聞くと殺生する行為なので反射的に拒絶反応を示す人もいるでしょうが、一応名目的には自然保護区の生態系バランスを保つ名目のようです。
とはいえ希少なヨーロッパバイソンなども狩りまくれるので、あくまでゲームだからこそ許される娯楽だと思います。
それこそFPSやバトロワでは銃で人を撃ちまくっているので、紛争やスポーツハンティングこそゲーム内に留めるべきです。
ハンターとしてオープンワールドに降り立ったからといってハンティングするかは己の意思なので、双眼鏡を持ってひたすら森や道を散策するのも自由です。
このゲームは特に目的なしに適当に歩るくと数時間立ってもノロジカ1頭すら狩れない時があります。
逆にしっかりと野生動物の行動パターンを把握して、適切な場所へ行けば嘘のように狩りまくれることもあります。
ゲームの性質上何かと時間がかかるのでじっくりと腰を据えてプレイしないと本当の魅力には気づけないかもしれません。
熟練のハンターであればあらかじめ鉄板ルートを巡回して、短時間でもサクッと遊ぶことも可能でしょうが初心者のうちはそう簡単にはいきません。
ただしこの4年間でコミュニティの情報や解説動画がかなり充実してきたので、知識を入れてから実践すると初心者でもつまずきにくいでしょう。
例えなかなか狩れなくても満足感を得られるのはウォーキングシミュレーターとしても優れているからです。
グラフィックの綺麗さはもちろん環境音が素晴らしく、枯れ葉が風で舞う音や小鳥のさえずりや虫の鳴き声などリアルに再現されており没入感があります。
さらに電線や電柱のような人工物が少なく、時間や天候が刻一刻と変化し、もちろんハンティングゲームなので野生動物と出くわしそれを仕留めるという楽しみもあるので、普通のウォーキングシミュレーターより刺激的です。
2019 Editionを推す理由として2021年現在DLCマップは数多くのバグを抱えており、いろいろDLCを入れてもバグによるストレスの方が勝ってしまう可能性があるからです。
初期マップは比較的バグが少ないので最初のうちはひたすら初期マップで狩りまくるという方法も有りかなと思います。
初期マップと言っても徒歩だと途方もない広さなので、初期マップを味わい尽くすだけでも相当な時間を要します。
欧米の牧歌的な初期マップがあって、あとは南北の寒暖差を感じられる追加マップもあるのでその日の気分で選べます。
獲物の痕跡を追ってひたすら歩き回る忍び猟もできますし、ニードゾーン (動物の食事・給水・休憩場所) で待ち構えたり、呼び笛や臭いでおびき寄せるなど自分にあったスタイルで遊べます。
ハマる人はおそらく一生遊べるゲームなので、ハンティングや自然に興味がある人は間違いなく買いでしょう。
最後にツチヤさんという現役ハンターの方がやり込んで認めるほどの奥深いゲームだという紹介動画です。
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