theHunter: Call of the Wild 買い切りで遊べるオープンワールドFPS狩猟シミュレーター
theHunter (現Classic)は綺麗なグラフィックとリアル志向のハンティングが楽しめるゲームとして人気を博しましたが、それをさらに発展させた続編がtheHunter: Call of the Wildです。
日本では狩猟文化が一般には根付いていませんが、ハンティングが活発的に行われている欧米では、日本で釣りゲームが作られているように狩猟ゲームが昔から作られています。
狩猟ゲームのなかには獲物が勝手にプレイヤーの方へ近づいて来て、それを単純に撃つというシューティングに重きを置いたゲームがあります。
それに対してtheHunterはよりリアル志向で獲物を仕留める時間よりも散策しながら歩く時間が圧倒的に長くシミュレーター要素の強い作品です。
オープンワールドならではの50平方マイルという広大なマップをソロだけでなく、マルチプレイで協力しながら遊ぶこともできます。
現実に日本で狩猟を行うのはいろいろと制約があり大変ですが、ゲームの中であれば誰でも気軽に狩猟を体験することが出来ます。
なにより狩猟ゲームとしては最高レベルのグラフィックでマップをただ歩き回り、時間や天気の移り変わりをゆっくりと眺めるだけでも癒やされます。
綺麗なだけにPCの要求スペックも高めですが、優秀なエンジンで作られているので高画質な割に動作は軽快です。
狩猟に抵抗がある人でも撃つか撃たないかは自分の判断なので、発砲さえしなければウォーキングシミュレーターとしての価値も非常に高いです。
前作の欠点としては基本的に無料プレイであったものの、ライセンス料を支払わなければ1種類の獲物しか狩ることができず、その点を酷評されることがありました。
今回は買い切りですべての機能や道具を使えるので、ライセンス料を支払うことに抵抗のあった人でも遊びやすいと思います。
マップはよく作り込まれており、各地に点在する監視塔・洞窟・古城跡・狩猟・鉄橋などを観光するだけでも面白そうです。
一方で狩猟はかなりシビアで動物は人の気配を察知するとすぐに逃げてしまい、慣れていないと何十分・何時間かけて1頭も仕留められない事もあります。
釣りへ行って例えボウズでも釣る過程やロケーションを楽しめるような人はきっとこのゲームが向いているでしょう。
獲物が逃げるか逃げないか微妙な距離感で近づき狙いを定めるドキドキ感は狩猟シミュレーターならではです。
ハマる人は何年もダラダラと続けてしまうほどの奥深さがあり、向かない人は一瞬で飽きてお金を無駄にするという万人にはおすすめできないゲームですが、殺伐とした実生活や他ゲームに疲れたらぜひtheHunterで森林浴してください。
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