ストレッチフィルム (梱包用ラップ) で作るドームハウスとカヤック (カヌー)
ストレッチフィルムというおもに梱包に使うラップのような素材を使用してDIYする人を発見しました。
薄くて重ねると密着するフィルムは意外と使い勝手がよくDIYの素材としても優秀な性質を持っています。
まずは森の中に小さなドームハウスを作る動画ですが、骨組みも木の枝を器用に曲げながらドーム状に組み立てる様子がわかります。
市販のビニールハウスは小さなものでも数万円はするので、ストレッチフィルムでDIYできれば耐久性は別として低予算で設置できそうです。
薄いフィルムでも何重か巻き付ければ耐久性があがり実用的な使用にも耐えるだけの強度が期待できます。
ドームハウスはまだ想像の範囲内というか思いついても不思議ではないですが、この人はストレッチフィルムの性質を最大限に活かしてカヤック (カヌー)までDIYしてしまいました。
フィルム同士が密着しないとあっという間に水漏れするので、普通のビニールシートでは水中に継ぎ目があったら接着しなければなりません。
ストレッチフィルムだと適当にグルグル巻いていけばあらゆる形状に沿うように膜が張れるで非常に便利です。
風で揺らぐほど軽くて人が乗って大丈夫なのか心配になりますが、余裕で大人の男性でも支えられるので表面張力を侮ってはいけません。
こうしてシンプルに発想の転換を行うと、身のまわりにあるものを自分の手で作り出すのはそれほど難しく無いのかもしれません。
今でこそDIYなどと持てはやされていますが、ひと昔前まではそれほど珍しいことではありませんでした。
必要なモノを作り出す時代から買う時代を経て、再び原点に戻ろうとする思想が生まれてくるのも自然の流れだと思います。
闇雲に何でも買ってしまう前に、まずは身のまわりにあるもので代用や自作ができないか考える癖をつけましょう。
そうすることで無駄な買い物が減り、眉唾な商品に振り回されることも無くなります。
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表面張力の使い方がおかしい
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