過酷な自然と対峙する無人島サバイバルゲーム Stranded Deep
リアル指向サバイバルの追い風に乗れるか
MinecraftやDayZのヒット以降サバイバルゲームが山のように制作されていますが、その中でもリアル指向のサバイバルゲームでまた注目タイトルのリリースが迫っています。
Stranded Deepは飛行機が墜落して無人島へ流れ着くというベタな設定で最近ではThe Forestと似通った感じですが、こちらは変な部族はもちろんゾンビも登場しません。
無人島の地形はある程度ランダム生成され資材や食料も変化するので、繰り返し遊んでも飽きさせない要素がありそうです。リアル指向のサバイバルゲームといえばThe Long Darkが異例のヒットを記録しており、Stranded Deepの制作陣も手応えを感じているのではないでしょうか。
極寒の地でひたすらサバイバルするゲーム The Long Dark
サバイバル要素として飢え・乾き・疲労はもちろんですがThe Long Darkだと食あたり・寒さ・吹雪・狼など独自の要素がありました。Stranded Deepであれば嵐・サメ・毒蛇・野獣・日射病などが考えられます。
早期アクセスゲームでさらにそのリリース前とまだ不確定要素が多すぎて妄想ばかりが膨らんでしまいますが、The Long Darkが豪華スタッフ陣で順調に制作が進んでいるのに対してStranded Deepは無名に近いのでちゃんと正式リリースまでたどり着けるのか心配なところです。
無人島はそれほど大きくないようですが、トレーラー動画をみると沖までイカダを漕いで魚を捕ったり、潜って沈没船のなかを探索している様子をみると活動範囲はそこそこ広いのではないかと思います。
アーリーアクセスで息切れは勘弁
将来的にはマルチプレイやミッションが追加される予定なので、仲間と協力して無人島生活を楽しむことができそうです。サバイバルゲームの宿命として最初の生活が不安定な時期はスリルがあって楽しめるのですが、物資がそろって生活が安定してくると途端に飽きやすい傾向があります。
どういったコンセプトなのかまだはっきりしていませんが、ある程度のんびり暮らすことも可能なのか、常に重要な判断が必要で緊張感のあるゲーム性になるのかは気になるところです。
サバイバルゲームと言うよりも完全なサバイバルシミュレーターとしてかたちにするのも個人的には面白そうだと思います。The Long Darkだってめちゃくちゃ地味なゲームですが、一定の評価をうけてヒット作になったのでこういったゲームの需要は確実にあるはずです。
目の前に広がるのは白い砂浜にごつい岩肌、そしてわずかに生い茂るヤシの木と地平線の彼方まで続く青い空と海。ワクワク要素は整っているので、あとは途中で息切れしてクソゲーにならないことを祈るばかりです。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません
この記事のトラックバックURL
新着記事
MIL-TEC パイロットウォッチ レトロ調だけどクオーツ式なので扱いやすいミリタリー腕時計
今の時代スマホを持っていればいつでも時間を確認できますし、腕時計をするにしてもス ...ダーニング 穴が空くほど服に愛着が湧くヨーロッパで伝統的行われている補修技術
Photo by gina pina 繕う生活 あなたはお気に入りの服に穴が空い ...コーヒー現像 Caffenol-C インスタントコーヒーやビタミンCなど身近な材料でモノクロフィルムを自家現像する方法
コーヒー現像とは? 2010年ごろから急速にスマホが普及した影響でデジタルカメラ ...クロスアンドステッチ 伝統的なアメリカを感じるオープンエンド糸 (空気紡績糸) を使った粗野な無地Tシャツ
Tシャツは普段着の中でも一番着る機会の多い服ですが、下着として着用する薄手のもの ...リチウムイオン蓄電池は廃棄処分が面倒なので統一規格にするべき
身近にある厄介者 世の中では毎年のように便利な新商品が発売されていますが、それに ...ピックアップ記事
カテゴリー
このブログを購読