10月なのに夏のような暑さで半袖に扇風機 秋服という概念がそのうち無くなりそう
Photo by NASA Goddard Space Flight Center
10月も半ばに差し掛かり長袖も着始めた途端に夏のような暑さがぶり返してきました。
ここ最近は地球温暖化が騒がれていたり、反対にこれから氷河期に突入していくと言われていたりと、どちらにせよ人間がコントロールできるものではないので適応して生きていかねばなりません。
沖縄では10月7日に33度という真夏日で観測史上102年ぶりに10月の最高気温の記録に並んだそうなので全国的に異例の暑さと言えるでしょう。
気温差がありすぎて余計に暑く感じてしまい10月なのに扇風機を付けて過ごすことになりました。
さすがに日が落ちると涼しい風が窓から入り、田舎なので暗闇から聞こえる虫の鳴き声も秋の夜長を感じさせます。
本来10月ごろが衣替えするには最適な時期ですが、このような突発的な暑さが戻ってくると完全に仕舞い込むのも躊躇しそうです。
10月まで夏日が続くと本格的な秋を感じられるのは11月で12月はもう冬なので秋服を着る機会は非常に短くなります。
体があまり寒さに慣れていない季節の変わり目に10度前後も気温差があるとなおさら寒く感じるので毎日着るものに悩みます。
これから短い秋を楽しむために薄手のコートやブルゾンを羽織る人も増えていくでしょうが、春と秋で兼用している割合も多いのではないでしょうか。
いわゆる秋色カラーを春に着るというのは、特に色に敏感な女性には着にくいと思うのでもし兼用するなら色から気を配る必要があります。
熱帯地域に住んでいれば一年を通して夏服だけで生活できるので、どれだけ手持ちの衣類がスッキリだろうかと多少羨ましさはあります。
しかし四季を体感しながら生まれ育った日本人にとっては暑い日が続けば涼しさが恋しくなり、寒い日が続けば温かい季節が待ち遠しくなる感覚が遺伝子に刷り込まれているので、日本のみならず温帯地域に住む限りは季節ごとに対応する服を持たざるを得ません。
もし肌着のような薄さで断熱性が抜群に高くオールシーズン着られる夢のような服が登場したら圧倒的に衣類を減らせそうですが、今の技術ではいかに空気を身にまとえるかが断熱性に直結するので断熱性が高いほどかさばりがちです。
私が小学生だったころは一年中短パンで通学して真冬でも根性なのか長ズボンを履かない時期がありましたが、ある意味それに慣れてしまうと耐えられるもので、人間の皮膚こそが一番万能な衣なのかもしれません。
今ではとても考えられませんが、若さを差し引いても寒さに対して軟弱になってしまったとつくづく思います。
話が脱線しすぎてますが暑さはどうしようもないとして、あまり寒さに対して過剰に防御しすぎると軟弱な体になってしまう気がしてなりません。
加齢による影響もあるとは思いますが、かといって無防備になりすぎると軟弱な体では体調を崩しやすいので微妙なところです。
雪が降るなか短パンで通学していたあのころの熱量があれば何でもやり遂げそうな可能性を秘めていましたが、ごく平凡な大人に育ってしまいました。
あのころの熱量を少しでも取り戻すため、季節外れの夏日だった夜に短パンで過ごすも特にこれといった変化はありません(笑い)
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