ワードローブ構築に役立つ基本10アイテム【メンズ編】
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服はたくさん買うけど実際に着ている服はほんの一部だけで、数回着ただけの服や買ってから一度も外へ来ていかずタンスの肥やしになっている服はありませんか?
着心地の悪いものや奇抜なデザインや色で着まわしの難しいものがタンスの肥やしになりやすい傾向にあります。
せっかく稼いだお金をタンスの肥やしに費やすのは、言わばお金をドブに捨てているようなものなのでよろしくありません。
1年に1度、大目に見て2年に1度も袖を通さない服はタンスの肥やしと言ってよいでしょう。
タンスの肥やしを分析してみると反対に着心地がよく、無難なデザインと色の服はタンスの肥やしにならないという事です。
レゴブロックに例えるとお城シリーズや海賊シリーズなどは見栄えはしますが、ある程度世界観が固定されてしまいます。
ブロックの色も偏っているし、変わった形状のブロックが多いので柔軟性に乏しいのです。
それに比べて基本セットや街シリーズなどはブロックに癖がなく、アイデア次第で自由に作り変えることが容易にできます。
ワードローブ構築においてもこうした基本アイテムをそろえることで、少ない数でも柔軟に着回せるように改善することができます。
ミニマリストはワードローブを最小化するために、基本アイテムの比率が高めになっています。
感覚的にそういった傾向のアイテムを選ぶのか、他者の影響なのかわかりませんがシンプルな服に絞られています。
これから紹介するメンズ基本10アイテムをすでに持っている人は、最低限の土台は出来上がっているので、さらに自分なりに磨きをかけてください。
目次
メンズ基本10アイテム
白Tシャツ
おそらく誰でも1着は持っているであろう白Tシャツ。シンプルが故に奥が深く着心地やシルエットにこだわり出すといろいろ買い漁りたくなります。肌着としても優秀ですが、1着でも着られるしっかりとした生地の白Tシャツを持っておくと何かと便利です。
白シャツ
しっかりとアイロンがけされた白シャツはそれだけで清潔感があります。白シャツに余計な装飾は必要ありません。1年を通じて着る機会の多いアイテムです。
グレーニット
気温変化の激しい季節に体温調整する役目として、さらに他のアイテム同士の緩衝材として活躍するのがニット類です。グレーという色は中間色でなおかつ無彩色なので、あらゆる色と相性がよく濃い目のアウターとも馴染みがよいです。またウールセーターからスウェットシャツまで選択肢も豊富です。
ネイビージャケット
ドレス要素の強いネイビージャケットを羽織れば、お手軽にドレスダウンすることができるので大人の男性は持っておくべきです。少し賢まった席にも着ていけるので活躍の場は多いです。
黒ダウンジャケット
ワードローブの圧縮という面でダウンジャケットの右に出るものはいないでしょう。軽量で温かく中身が多少薄着でも寒くないので便利です。ダウンの質が温かさに影響するので、あまりケチらずに信頼できる製品を選んでください。
本革ベルト
ベルトも極力シンプルなものを選んだほうが使い勝手が良いです。合成皮革ではなく本革の方が長く使っていけます。黒い革靴と合わせるならベルトも黒の方が良いでしょう。カジュアルであっても革の色まで気を配れるとオシャレに見えます。
濃紺ジーンズ
さまぁ~ずが履いてるようなダボダボのブルージーンズも悪くはありませんが、今の時代はスリムフィットや少しテーパードのかかった濃紺ジーンズの方が合わせやすいと思います。スキニーは脚を締め付け、血流が悪くなるのでおすすめしません。
ベージュチノパン
黒やグレー・ネイビーといったチノパンも人気がありますが、濃紺ジーンズが同じ役目を果たしてくれるので、チノパンは明るめのベージュにしました。上に濃い目のシャツを着たい時に合わせやすいです。
白スニーカー
スニーカーで一色選ぶなら白がおすすめ。コーデ全体が重いと感じた時に白スニーカーを履けば足元に軽さが加わるので印象が変わります。雨の日に履いて行くと汚れやすいのが欠点です。
黒レザーシューズ
繊細なドレスシューズもよいですが、ポストマンシューズのような丈夫な作りで雨の日もゴム底なので気兼ねなく履いていけるような革靴が理想です。もし茶系の革靴にするならベルトも合わせると統一感が出ます。
まとめ
これ以外にも基本となるアイテムはたくさんありますが、あえて10アイテムに絞ることで傾向が見えてきます。
まず半分くらいはドレス要素が強いこと。日本人は小柄で童顔なのにファッションがカジュアルすぎるので大人になっても幼く見えます。
それを引き締めるためにネイビージャケットやレザーシューズが一役買うのです。
それから控えめな色が多いこと。白黒グレーの無彩色にせいぜいネイビーやベージュ程度。
メンズファッションの根底には女性を引き立たせる意図もあるので、控えめくらいがちょうど良いのです。
それでも着こなしによってメリハリが出せるので基本セット侮るなかれ。
ここからさらにデニムシャツやスラックスなど好みに合わせて調整していけば、自分だけのワードローブの完成です。
寝る前に明日着るための服を決めワードローブの適量を判断する方法
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