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これからの時代の道具選び 長く使えるもの・修理や補修がしやすいもの

大量生産と大量廃棄の限界

年々苦しくなる庶民の生活において、これまでのように好き放題買っていたら身が持ちません。

大量生産と大量廃棄を繰り返す従来の社会はまもなく終りを迎えるでしょう。

特に日本は島国なので輸入するにも船か飛行機が必要なので、ただでさえ燃料代が馬鹿になりません。

アメリカが日本メーカーの自動車を狙い撃ちで関税をかけると、日本経済を支えている自動車産業がたちまち破綻してしまいます。

経済の低迷は個人レベルでも慎重に商品を選ぶことを求められるでしょう。

すでに個人消費は落ち込んでおり、必要最小限の日用品くらいしか消費しないほど財布の紐が固いです。

これからの時代の商品選びで重要になるのは"長く使えるもの“と"修理や補修がしやすいもの“の2点だと思います。

ひとつのものを長く使い続けることで新たに買い替える頻度が抑えられます。

また修理や補修がしやすければ結果的に長持ちさせることになります。

様々な製品がデジタル化したりコンピューター制御で動く精密機械になってしまいましたが、その分修理の難易度が格段に上がってしまい個人では修理不可能なものが増えました。

やはりアナログの方が構造がシンプルで、知識があればある程度メンテナンスできる柔軟性があります。

昔から変わらず生き残っているような道具は長く使えて修理や補修しやすいものが多いです。

できれば自分でメンテナンスできるものがより価値があり、どのような環境になっても活躍してくれるでしょう。

今後も物価上昇が継続するとなると工具裁縫道具のようなものは、すぐにでも買いそろえて損はないと思います。

工具の精度はかなり価格に比例するので、多少値が張っても良い工具をそろえておくと安心です。

それからいくら良い道具をそろえても知識がなければ活かせないので、日ごろから修理や補修の技術を学ぶことも大事です。

自分の手に負えないものを手放す

街の修理屋も高齢化や経営難で数が減っており、今後も回復する見込みは薄いので壊れたら自分で何とかするという意識を持ったほうが良いです。

電気工事は資格が必要な場合があるので、素人が闇雲に何でも修理しようとするのは危険ですが、知識さえあれば業者に依頼するよりはるかに安上がりなケースが少なくないです。

単純に自分の手に負えないものが増えれば増えるほど維持費がかかりますし、その費用を稼ぐために時間と労力をかけなければいけません。

足るを知るということが結果的に余計な出費を抑えて豊かに暮らすための原点なのかもしれません。

現代人は自分の手に負えないものを持ちすぎている気がします。

誰しもが四六時中握りしめ、使いこなしている気になっているスマホでさえ、故障したら自分で修理することもままならないです。

せいぜいパンパンに膨れ上がったリチウムイオンバッテリーを交換するくらいが精一杯でしょう。

そう考えると手に負えない精密機器にお金をつぎ込むのはあまり賢い選択ではなさそうです。

反対に自分で責任を持って最後まで付き合える道具には、多少無理をしてでも手に入れる価値があります。

すでに手元にある道具については修理や補修ができないか調べて、なるべく長持ちさせる意識を持ちましょう。

そして手に負えるものの割合を徐々に増やしながら時代の変化に対応することが大事です。