Infinity Cube (インフィニティキューブ/無限キューブ) 本物と偽物では遊び方に違いが出る
Photo by Kickstarter
ハンドスピナーの大流行でFidget Toys (フィジェットトイ)と呼ばれる暇つぶし玩具の認知度が高まりました。
そして次なるヒット商品を生み出すべく世界中で開発が行われていますが、Infinity Cube (インフィニティキューブ/無限キューブ)もその中のひとつです。
クラウドファンディングのKickstarterで目標金額5000ドルの出資を募ったところ8万ドルが集まり、製品化する前からかなり注目されていたようです。
インフィニティキューブは8つの立方体がそれぞれヒンジで繋がっており、ヒンジが付いている方向へ折りたためる仕組みで名前の通り無限に立方体を変形させて遊べるのが特徴です。
このようなアイデアは昔からあったように思いますが、ルービックキューブやネオキューブのような変形させるおもちゃにルーツ感じます。
日本にもパタパタ (板返し/団十郎のからくり屏風)と呼ばれる伝統的なおもちゃがありますが、あれも板が繰り返し折りたたまれ錯覚によって不思議な見え方をします。
本家本元のインフィニティキューブは丈夫なアルミニウム合金で作りもしっかりしている分だけ値段もそれなりにします。
出資者へのお届予定では2017年8月となっていますが、それ以前に中華系っぽい業者がデザインをパクって本家よりも先に売り始めました。
クラウドファンディングで人気のあるプロダクトをパクるのは彼らの常套手段なので、インフィニティキューブもいち早く市場に出回ったわけです。
消費者にとっては似たようなおもちゃを格安で手に入れられるので嬉しいですが、素材がアルミではなくプラスチックであまり耐久性がなく数日で壊れてしまうような品質の商品も見かけるので善し悪しでしょう。
ハンドスピナーの場合は素材が樹脂製でもベアリングがよほど悪くなければ十分に楽しめますが、インフィニティキューブに関しては手に持った時にある程度の重量感がある方が扱いやすいです。
耐久性もさることながらキューブ自体の重さを利用しながら回すのとプラスチックで鉛も入っていないような軽いキューブではまったく別物な使用感になります。
ヒンジで固定されている以上マグネットとは違い決まった動作になってしまいますが、それでも繰り返し指先でこねくり回すと病みつきになりそうです。
本物と偽物では品質の面で差がありますが、最低限フィジェットトイとして快適に遊べるラインとしてアルミ製は抑えておきたいポイントかもしれません。
とりあえずお試しで買うにしてもそこまで価格差はないので、安物買いの銭失いにならぬよう注意しましょう。
コンパクトに収納できどこへでも持ち歩けて指先の運動になるので、老若男女問わずボケ防止や集中力アップなどに役立つおもちゃです。
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