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手ピカジェル 除菌・消毒する携帯用ハンドサニタイザーの意外な使い方

2020年5月7日

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日本ではあまり馴染みのないハンドサニタイザーを携帯するという欧米の文化。

そもそも携帯できるくらい小さなボトルであまり売られていません。

日本だと除菌できるウェットティッシュなどの方が馴染みがありハンドサニタイザーと聞いても今ひとつピンときません。

インフルエンザなどウイルス性の病原菌が流行している時期にはノズルのついたボトルに入ったアルコールをシュッシュしている姿を見かけますが、個人で持ち歩くまでには至りません。

日本であまりハンドサニタイザーを見かけない理由としては、清潔な水がどこでも手に入るので石けんで手洗いした方が効果があることや公共の衛生管理が行き届いていることなどがあげられます。

そんな日本において輸入品ではなく日本の健栄製薬が販売しているアルコール手指消毒剤『手ピカジェル』があります。

ノズルが付いたプッシュ式が多いなか携帯用の60mlは数少ない日本製のハンドサニタイザーです。

海外から輸入品は変に着色してあったり強めの香料が利かせてあったりと癖のあるものが多いですが、手ピカジェルは無色透明で香料も入っていないので使い勝手がよいです。

基本的に水が使える状態であれば石けんによる手洗いに勝るものはありません。

水資源の豊富な日本で水が使えない状態を想像すれば自然と使いどころがわかるでしょう。

アウトドア・防災グッズとしてのハンドサニタイザー

日本で水が使えない状況といえば清潔な水が手に入りにくい登山などアウトドアでの使用。

それから災害時に上水道が止まり水の供給が断たれた状況での使用。

アルコールベースの消毒ジェルであれば水やタオルが無い場所でも水洗いの代用として手の消毒ができます。

消毒しなくてもよほどの事がなければ特に気にする必要はないですが、食事前やトイレ後に手を清潔に保てるので気分的にはよいはずです。

災害時には当たり前のように使えていた水が急に使えなくなり水の価値が急上昇します。

インフラがまったく機能しなくなれば、手洗いや食器洗いに水を使うよりも飲み水の確保が最優先されます。

衛生面も低下してくるのでそんな時に防災グッズの中にハンドサニタイザーを忍ばせておくと役立つかも知れません。

アルコール着火剤としての利用

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手ピカジェルの主成分はエタノールで、なおかつジェル状のため着火剤として使うことができます。

手ピカジェル単体でも火が着きますが、目に見えにくい青い炎で撮影しにくかったので、ティッシュペーパーに染みこませて着火させました。

ティッシュペーパーだけだとすぐに燃え尽きてしまいますが、手ピカジェルを染みこませたことでジワジワと長い間燃え続けました。

アウトドアで焚き火をする際に着火剤がもし無かったとしてもアルコールジェルがあれば着火剤として役立ちそうです。

手にやさしい消毒ジェル

アルコールジェルを手に刷り込むと手の油分を奪われがちですが、手ピカジェルは保湿成分であるヒアルロン酸が配合されており手にやさしいようです。

輸入品で手が荒れて困っているという方は1日6回の使用を8日間続けても皮膚に影響ないという検証データのある手ピカジェルはおすすめです。

私はあくまで非常用として持ち歩いているだけなので肌荒れまで気にしなくてよい気がしますが、60mlボトルがちょうどよい大きさで300mlから継ぎ足してもよく輸入品に劣らない品質と携帯性です。

頻繁な使用は常在菌までも除去してしまい、かえって肌の抵抗力を弱めて逆効果になる恐れがありますが、使いどころを見極めればたいへん効果的なグッズだと思います。