シートレンズ (フレネルレンズ) のカード型ルーペは驚くほど薄くて携帯性バツグン
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極薄なレンズの使い道
私は特別に目が悪いわけでもなく毎日PC画面を長時間のぞき、目を酷使している環境でも裸眼で過ごしているわけですが、シートレンズやカードルーペと呼ばれる極薄の拡大鏡を持ち歩いています。
写真ではわかりずらく実際はもっと拡大して見えるのですが、カメラのレンズ越しだとうまく撮影できないようです。視力が良いにもかかわらず、わざわざ拡大鏡を持ち歩く意味としてはいくつか理由があります。
トゲが刺さった時に抜きやすい
指先くらいなら目を近づければ余裕で確認できますが、足の指などにトゲが刺さったらシートレンズがあるとトゲが抜きやすくなります。片手にシートレンズもう片方にピンセットで足の裏を無理な体勢でのぞき込まずに済みます。
小さな文字が読みやすい
いくら目が良くても小さくて読みにくい文字には効果的です。文字以外にも針に糸を通すときなどに役立ちます。携帯のしやすさから野外で小さな昆虫や野草を観察するのにも適していると思います。
レンズで火起こし
あまり現実的ではありませんが、やろうと思えば晴れた日に日光をレンズで収束して燃えやすい素材に着火させることができます。レンズは半永久的に火起こしできる道具なので、サバイバル的にも優れた道具だといえます。あと当たり前ですがレンズで太陽をのぞくのは絶対にやめましょう。
上の写真はブレて見づらいですが、とくかく薄いので財布やカードケースなど普通の老眼鏡や拡大鏡はかさばるから持って行きたくない場所にも携帯していけるコンパクトサイズです。
カード型で通常のガラスレンズを使用している商品もありますが、値段が高くシートレンズほど薄くはないのでわざわざ買う価値があるのかは微妙です。
シートレンズはおもにアクリル製なので値段も数百円で売られています。フレネルレンズ独特の表面がギザギザして若干クリアに見えないことを除けば、これほど優れたレンズはないと思います。
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