ダグラス オイルライター NEO 1型 気密性の高い構造によりオイル持ち抜群で真鍮の経年変化も楽しめる逸品
ライターには様々な種類がありますが、現代ではガスライターが主流となっています。
またジッポーライターに代表されるオイルライターも根強い人気があります。
オイルライターの欠点としてはオイルが揮発しやすく、頻繁にオイルを入れ直す手間がかかります。
タバコをよく吸う人であれば喫煙具としてオイルの消費も早いので無駄がありませんが、キャンプなどで使用する際には使用するオイルが少なく間隔が開くので扱いにくいです。
ジッポーオイルはハクキンカイロなど他の用途にも使えるので、燃料を統一できるメリットがあります。
ダグラス オイルライター NEOシリーズの1型と2型はオイルタンクをキャップで密閉する構造なので、オイルが揮発しにくく長期間保管しておいてもガスライター感覚で使える優れものです。
2型はフリント部分にもキャップがあって濡れにも強いですが、デザイン的には1型の方がシンプルでバランスが良いです。
キャップは本体とチェーンで繋がれているので、野外で使用してもキャップを紛失することがなくデザインのアクセントにもなっています。
細身なのでアルコールストーブやウッドストーブなど狭い場所にも差し込めて比較的安全に着火することができます。
3型と4型はワンタッチで着火でき風防もついているので使いやすいですが、気密性が低いのでダグラスにしかない強みは薄れています。
デザインは文句なしに美しいので、オイルの揮発に目を瞑れば所有欲を満たせるオイルライターとなるでしょう。
日本製の精密な作りで素材が真鍮なので、使い込むほどに真鍮が黒ずんで渋みが増してきます。
フリントについても独自の企画ではなく一般的なライター用フリントが使えるので汎用性も高いです。
消耗品を交換しながら大切にメンテナンスして使えば半永久的に使えるオイルライターだと思います。
オイルライターに興味はあるけどそれほど頻繁に使わないような人はダグラスのオイルライターと相性が良いです。
似たようなタイプだとピーナッツライターがありますが、ダグラスに比べると寸胴でキャップも分離するので着火器具としては少し心許ない感じがします。
寸胴だと火を点したままだとすぐに本体が熱くなり持てなくなるので、なるべく熱源から遠い位置で持てる方が扱いやすいと言えます。
SOTOのガストーチのようなガス交換できるガスライターも存在しますが、ダグラスに比べると大きさや重量に差があるので、コンパクトで手軽に燃料を補充できるのがオイルライターの強みです。
ダグラスのオイルライターはタンク容量が少なく見えますが、オイルの揮発を極力防いでオイル持ちが良いので、他の製品と比べて燃料ロスがなく経済的です。
ダグラス オイルライター NEO 1型はガスライターの味気なさとオイルライターの扱いにくさを解消した高品質なオイルライターと言えるでしょう。
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