Dickies (ディッキーズ) 本革リバーシブルベルト 1本で2役こなす万能性
目次
理想のベルトを探す
ディッキーズといえばワークパンツが有名ですがベルトも販売されています。その中でリバーシブルベルトが自分の条件と非常にマッチしたので手元にあります。おもにカジュアルで使うベルトを選ぶときにいくつか条件を絞って選びました。
シンプルなデザイン
バックルのデザインがシンプルで余計な装飾がないもの。尾錠止め(ピンバックル)が望ましくピカピカに鏡面反射するほど光沢のないもの。ステッチもなるべくシンプルなものが望ましい。
本革100%
よく表側は本革でも裏側が合成皮革という製品が存在しますが、合成皮革の原料がポリウレタンという時間が経つと必ず加水分解する特性の素材なので絶対に避けたいです。
耐久性
革にある程度の厚みがありなるべく長く使えるもの。
ベルト幅
フォーマル過ぎずカジュアル過ぎない3.5cm幅が理想。
価格
ほぼ毎日タフに使い込んで少々痛もうが気にせずに着けられる価格帯。
以上のような条件で探して条件に近かったのがディッキーズのリバーシブルベルトです。
ベルトの特徴
ディッキーズのベルトといっても実はたくさんあります。もちろんリバーシブルで無い種類もたくさんあるのですが、バックルにおもいっきりディッキーズの刻印がされていたり、デザインにちょっと癖のあるベルトも見かけます。
しかしなぜかこのリバーシブルベルトはあまり余計な装飾が無く、唯一ディッキーズの刻印があるバックル部分もベルトを通してしまえば隠れる位置なので非常に使い勝手がよいです。
ダブルステッチなのでさすがにフォーマルでは厳しいですが、カジュアルからジャケパンスタイルくらいならこれ1本で難なくこなせるほど万能性があります。
ダブルステッチといっても糸が同色なのでそれほど嫌らしい感じもなく、他のベルトもこのくらい装飾をシンプルにすればもっと売れそうな気がしなくもないです。
バックルを引っ張りながら回すと反転できるのでブラックとダークブラウンの色を瞬時に変更できます。
厚みも4mmほどあって素材も本革なのでそれなりの耐久性はあると思います。
リバーシブルベルトが真価を発揮するのは旅行や出張で荷物は減らしたいけど多少おしゃれにも気を使いたい時に役立ちます。
またラフな服装OKな職場で急に外出しなければならない時に会社に置いてある革靴の色と合わせるなど。ベルトもいっしょに置くなら不要ですが、少しでも物を減らせるならありかなと思います。
物を少しでも減らしたいミニマリストのなかにも、ワードローブを縮小させるためにリバーシブルベルトを使う人がいます。
ワーク系のベルトは使えるのか?
ディッキーズのベルトだけあって私の大好きなディッキーズのワークパンツとの相性抜群です。ベルトが主張し過ぎないというのが意外と重要です。
これは代表的な874ワークパンツのローライズ版であるWD874ワークパンツというタイプでベルトループも874より広いためわかりにくいですが、874はもっとベルトループの幅が狭くあまり幅広のベルトは通せないのが欠点なのです。
このベルトは3.5cm幅なので874にも余裕で通せるでしょう。スーツのベルトだと3cmが基本です。ベルトは細くなるほどフォーマルな印象を与えます。
あまりベルトの幅まで気にして選んでいる人は少ないかと思いますが、個人的にはこの3.5cmという幅が一番使い勝手がよくて好きです。
最小構成としてはフォーマル・ビジネス用に3cmブラック1本とカジュアル・ビジネスカジュアル用に3.5cmリバーシブルかブラウン系1本あれば十分ではないでしょうか。
私があまり幅広のベルトが好きではないというのもありますが、ベルトの役割をカジュアルからドレス寄りに引き上げることに専念させれば、4cm以上のベルトはあまり必要ないかなと思っています。
ワークカジュアルブランドであるディッキーズが売っているベルトなので品質はそれなりに良いのではないでしょうか。
正しベルトのサイズには注意してください。日本製のように簡単に長さを調節できません。例えば30インチのチノパンやジーンズだったらワンサイズ大きめの32インチのベルトを選ぶとちょうど良いです。
世の中にはよい意味で値段と釣り合わない製品が存在しますが、そのひとつがディッキーズのワークパンツだと思っているので、ベルトにも過度な期待を込めてしまうのです。
私の持っているのはこのタイプですが、最近よく似た形状の製品があることに気がつきました。
こちらの方がスクエアのバックルでよりカッチリした印象ですね。今のベルトが寿命を迎えた時の買い替え候補に入れたいと思います。
※現行品はデザインが変わりました。
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