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クロスアンドステッチ 伝統的なアメリカを感じるオープンエンド糸 (空気紡績糸) を使った粗野な無地Tシャツ

Tシャツは普段着の中でも一番着る機会の多い服ですが、下着として着用する薄手のものから一枚で様になる肉厚なものまで多種多様です。

プリントTシャツはデザイン性が高いので生地のことまで気にして買う人は少ないでしょうが、無地Tシャツは余計な装飾がない分生地の質感が目立ちます。

Tシャツはあくまで消耗品なので安価なパックTを購入してワンシーズンごとに買い替える人も少なくありません。

一方で丈夫なアメリカ製のTシャツを着倒して良い感じにクタクタになり風合いが出たものを好む人もいます。

アメリカ製の一番の特徴はその多くにオープンエンド糸 (空気紡績糸) が使われていることで、世界的に滑らかで強度のあるリングスパン糸 (普通紡績糸) が主流になった今でも変わらず作られ続けています。

細い繊維を撚り合わせて作るリングスパン糸に対してオープンエンド糸は短い繊維を空気の力で絡めあわせて作るので綿あめのようなふんわりとした糸になります。

その分強度が落ちますが糸を太くすることで強度を補っています。

オープンエンド糸のほうが吸水性速乾性に優れているということで、しなやかさよりも実用性を重視するのはアメリカらしいです。

同じくアメリカで誕生したデニムも世界中に普及させるため低コストで大量生産できるオープンエンド糸が使われ始め、ジーンズの粗野な印象に馴染みやすいTシャツでもあります。

古着との相性もよく良い感じに雑味を入れたい時に重宝します。

クロスアンドステッチはTRUSS WEARという国内ブランドに含まれており、アメリカンカジュアルを継承したオーセンティックなアイテムを提案しています。

ユナイテッドアスレと同じく飽きのこないシンプルなデザインで価格も安いので普段着として申し分ないブランドです。

リングスパン糸で作られた1000円のTシャツと1万円のTシャツではパッと見で見分けが付きにくいこともありますが、リングスパン糸とオープンエンド糸では明らかに表面の質感に違いがあるのですぐに見分けがつきます。

アメリカ製のTシャツのようなザラついた質感のTシャツをお手頃価格で入手できるのはクロスアンドステッチが一番でしょう。

ユナイテッドアスレでも一部オープンエンド糸を使用したTシャツがありますが、クロスアンドステッチに比べると若干オンス高めで価格も高めです。

さらにクロスアンドステッチはカラーバリエーションも多いので、オープンエンド糸のTシャツが欲しいなら絶対に外せないブランドです。

アメリカ製のTシャツは物価高でどんどん値上がりしており、よほどこだわりがない限りクロスアンドステッチで十分ではないでしょうか。

襟タグのロゴにはアンティークミシンが印刷されておりレトロな印象です。

リングスパン糸のTシャツは世の中に山ほど存在しますが、オープンエンド糸の6.2オンスTシャツというだけで今となっては価値があり、国内で入手しやすいとなればおすすめしない理由は無いでしょう。

ポケットTシャツやヘンリーネックもオープンエンド糸が使われており、ロングスリーブTシャツがリブ有りとリブ無し2種類から選べたりと痒いところに手が届くラインアップです。

ファッション

Posted by Coro