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【比較】冷却タオルとクールネックリングはどちらの方が涼しいのか?

毎年夏が来ると暑さの度合いがアップしているような感覚に陥ります。

大半の人はエアコンのクーラー機能を使って暑さを乗り切りますが、電気代が値上がりしているので少しでも節約したい人が多いでしょう。

かといってただ暑さに耐えるのは辛いものがあり、健康な人でも油断すると脱水症や熱中症になることがあります。

エアコンの代わりになるような冷却力を持つ製品は存在せず、強いて言えば扇風機をエアコンの補助として使用するくらいです。

その扇風機も電力で暖かい空気を動かしているだけなので、35度を上回るような猛暑日には焼け石に水です。

携帯用にもハンディファンやネッククーラーがありますが、乾電池やリチウムバッテリーで動かしているので少なからず発熱します。

1日中エアコンの効いた部屋にいて出歩かなければ快適ですが、学校や職場へ通っている人はそうもいきません。

冷却タオルとクールネックリングの比較

電力を必要とせず何度も繰り返し使えるものとしては冷却タオルクールネックリングが該当します。

どちらも体温を効率的に下げるのに適した首元を冷やすための道具で、どちらかひとつでも持っていると何かと便利です。

冷却タオルは水で濡らして気化熱を利用して体温を下げるもので、毎回水に濡らす必要がありますが即効性があります。

クールネックリングはわりと最近登場したもので、PCMという温度調整機能に特化した新素材が使われており、一定の気温になると氷点下でもないのに固体化する特性があります。

冷却タオルに関しては別に普通のタオルを濡らしても同様の現象が起きるので目新しさはありませんが、よりひんやりした肌触りと気化しやすい素材を使っているので、巻いたときの不快感を抑えながら涼しくなる工夫がされています。

クールネックリングにもいくつか種類があり28度・24度・18度など微妙に違いがあります。

何の知識もないと18度の方が冷却力が高そうに感じますが、首を冷やしすぎると体温が下がりすぎたと脳が勘違いして逆に放熱しにくい状態になります。

また、凍るまでに時間がかかるので扱いやすいのは断然28度です。

冷却タオルはそれ自体を広げて被ると軽い日除け代わりになりますし、近くに水場があれば水で濡らしてリセットできるので使い勝手がよいです。

クールネックリングは野外だと冷たさを感じにくく、溶けてしまうと凍らせるのが難しいのでどちらかといえば室内向きだと思います。

これらで首元を冷やしながら旋風機でもあれば30度オーバーでも余裕が生まれます。

冷却タオルとクールネックリングの総括

エアコンがあるなら無理せずエアコンに頼ることをおすすめしますが、いろいろな条件によって使えない場合もあるので補助する道具を用意しておくことは大切です。

いちいち電池交換や充電の手間もないですし、繰り返し使い続けるほど初期費用だけのありがたみを感じます。

比較してみた結果、水場のある野外向きなのが冷却タオルで、室内向きなのがクールネックリングという印象です。

クールネックリングは2つを交互に使うことで固体化するまでの時間ロスが解消されます。

エアコン必須の時代といえど一歩外へ出たら強烈な気温差によってバテやすいので、適度に暑さに体を慣らしながら生活するのが理想でしょう。

文明の利器に頼りすぎるといざという時に体の動きが鈍くなるので、調子を崩さない程度に過酷な日本の夏を乗り切りましょう。