【DIY】セメントクラフト コンクリートやモルタルで植木鉢やインテリア小物を自作する
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コンクリートやモルタルと聞くと工事現場などで使用されるイメージが強いですが、個人でも使い方を覚えればそれほど扱いは難しくありません。
最近は水と混ぜるだけで使えるインスタントセメントで植木鉢やちょっとしたインテリア小物をDIYする人が増えています。
セメントを使った家具などは無骨だけれどモダンなデザインで、売られているものは意外と高い値段が付けられています。
しかし原料になるインスタントセメントが100均ショップにおかれていたりと案外入手しやすいので、思い描くアイデアと一手間かければ自分だけの一品を具現化することができます。
液状のセメントを格納する器があればどんな形状でも作れますが、一番基本となるのが植木鉢や小物入れのような容器を作る方法です。
使い捨てコップやタッパーなど大小の隙間にセメントを流し込んで固めることで簡単にセメント容器を作ることができます。
これが陶磁器ともなると乾燥から素焼きしてさらに本焼きと完成までに時間がかかりますが、セメントは化学反応によって固まり焼きも入れないので3日もあれば完成します。
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セメントといってもセメント自体ではあまり強度や耐久性が高くないので、砂や砂利と混ぜることで衝撃に対して強くなります。
セメントと砂を混ぜたのがモルタルでさらに砂利を加えるとコンクリートになります。
もちろんセメントと砂や砂利を別々に買って自分で混ぜ合わせても同様のものが作れます。
家庭でのDIYでは仕上がりの滑らかさと耐久性でバランスの良いモルタルが使いやすいです。
大きめの植木鉢やより耐久性を高めたいのであればコンクリートを選ぶ方が安心して使えるでしょう。
冒頭の画像に写っているキャンドルホルダーは膨らませた風船にコンクリートを塗って固めたもので、固まってから風船を破裂させるとこのような面白い形になります。
また2枚目はゴム手袋にセメントを入れるとこのような手の形にもなるので、必ずしも定まった容器に入れなけばいけないわけではありません。
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ちょっと気泡が抜けきらずに虫食いのような穴が空いたり歪な形になることもありますが、それもセメントクラフトであればひとつの味として様になるので失敗を恐れずにチャレンジして欲しいと思います。
私は道ばたのアスファルトやコンクリートの壁面に雑草がたくましく生えている光景が好きなので、無機質なコンクリートやモルタルの植木鉢と自然に生える植物とのコントラストも非常に心惹かれます。
ただし注意点としてセメントはアルカリ添加剤が入っているので、素の状態で使うとアルカリ成分が溶け出してしまい、アルカリ性に弱い植物にダメージを与えてしまう恐れがあります。
またメダカや金魚を飼うために水を張るとカルシウムが溶け出したり水質がアルカリ性に傾くので、ミョウバンに漬けるなどしてあく抜きしてあげた方が短時間に処理できます。
家庭にある使わなくなった容器が思わぬかたちで再利用できるかもしれないので、逆に不要な容器を捨てられないジレンマに陥らぬよう気をつけてましょう(笑)
ペットボトル・牛乳パック・ヨーグルト容器・カップラーメン容器など、ゴミとして捨てるものであれば汚したり加工しても問題なく、わざわざベースとなる容器を最初から買いそろえなくても十分に楽しめます。
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