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レトロな白タグの付いたデイパック EASTPAK Wyoming Into the Out

2020年5月7日

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定番だけどちょっと珍しい

私の数少ないバッグのひとつがこのイーストパックです。イーストパックは値段の割に耐久性が高くデザインもシンプルなので学生がよく使っています。

イーストパックと言えばPADDED PAK’Rが定番中の定番でカラーによっては5,000円以下で手に入るほどリーズナブルな値段ですが、私のは一見PADDED PAK’Rに似ていますが若干の違いがあります。

まず見た目が80年代頃のデザインを再現してか底の部分とファスナーや取っ手がレザーになっており、ブタ鼻と呼ばれるパッチが付いています。

タグも当時のような旧ロゴ (白タグ)が付いています。PADDED PAK’Rよりもアウトドアテイストが強い印象です。それでいて色が黒なのでアウトドアに寄りすぎない絶妙なバランスが気に入っています。

これらレトロなデザインはInto the Outというモデルですが、現在ではとにかく探してもなかなか見つかりません。本当はこのモデルのOut of Officeを探していましたが売り切ればかりでした。

例の伊藤忠商事が日本市場におけるイーストパックの独占輸入販売権の取得をしたことが関係しているのかわかりませんが、今後コンバースのように個人輸入すら規制されてしまう可能性が非常に高いです。

現在はイーストパックの日本語サイトも閉鎖されてしまっている始末。もしバリエーション豊富な海外限定モデルなどが入手しづらくなれば哀しいことですね。

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もうひとつWyomingの特徴として中にノートPCやタブレットが収納できるスリーブが付いています。両面にクッションがあり衝撃を吸収してくれます。

それほどクッションに厚みはないので無いよりはマシ程度ですが、出来ればあったほうがよい機能だったのでOut of Officeは手に入りませんでしたが不満はありません。

Wyomingってなんだろう

Wyomingで検索したらワイオミング州のことを指しているようです。なんだか聞きなれない州名だと思ったら全米50州の中で最も人口が少ない州でした。

面積の3分の2がロッキー山脈で残りもほとんどが山岳地帯や丘陵・牧草地帯なのでそりゃあ人が住める場所も限られているわけですね。

バッファローをモチーフとした州旗を見たとき、Wyomingにバッファローのレザーが使われていることに妙に納得したのでした。

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ただしガッカリ要素もあってここまでアメリカンな雰囲気を漂わせておいて中国製だということです(笑)このご時世にメイドインUSAが困難なのはわかってます。

しかし中国という文字を目にしたらちょっとテンションが下がりますよね。中国製を無闇に否定するわけではありませんが、あくまで気持ちの問題です。

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背面にもUSAを代表するバックパックだと主張するかのようなパッチが貼ってあるじゃないですか。それでもビジネスですから背に腹は代えられません。

メイドインCHINAだって捨てたもんじゃないです。悪いのは納得がいかない私の気持ちの問題だけです(笑)

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総合的にはデザインと実用性を兼ね備えたデイパックで満足しています。特別こだわりがなければPADDED PAK’Rでも十分すぎるほどのコストパフォーマンスです。元は軍用バッグを製造していたメーカーなので耐久性と防水性を兼ね備えています。

定番すぎて嫌だという場合はネットオークションなどでUSA製のイーストパックを探すのも面白そうです。まず新品は見つかりませんが、いい感じにくたびれたバックパックが出品されていることがあるのでチェックしてみてください。