Perixx (ペリックス) PERIBOARD-432 貴重なテンキーレス英語配列の有線パンタグラフミニキーボード
Photo by Perixx Japan
Perixx (ペリックス) PERIBOARD-432の希少性
薄くてコンパクトなキーボードがあるとデスクを広々と使えたり、気軽に携帯して出先で使用することができます。
Perixx (ペリックス) PERIBOARD-432はテンキーレス・英語配列・有線・パンタグラフキーの4要素を兼ね備えた貴重なキーボードです。
ペリックスはドイツ・デュッセルドルフに拠点を置くコンピュータ周辺機器メーカーです。Perixx Japanという日本支店があり、それによって商品価格が安定しています。
まず数字を頻繁に入力する場合以外はテンキーレスの方が小型化しやすく合理的で、なおかつ必要なキーはそろっているので無駄がありません。
英語配列は日本語配列に慣れていると最初は違和感を感じますが、キーの数が少ないので小さなキーボードでもキーの大きさや間隔に余裕があって使いやすいです。
海外で販売されているのキーボードを探せば日本語配列の制約がなくなるので見つかりやすくなりますが、日本に支店がないと並行輸入品ではどうしても割高になってしまいます。
そして有線キーボードであることによって充電池を搭載していないため、非常に軽量で電池切れの心配もないのでストレスフリーです。
最後にパンタグラフキーはキーストロークが浅くノートパソコンと同じような打ち心地で、長時間タイピングする時にパームレストなどを置かなくても手が疲れにくいです。
ワイヤレスキーボードが主流の時代にこれほど痒いところに手が届く製品を作っているのはペリックスくらいなものでしょう。
サンワサプライやエレコムなど一部の国内パソコン周辺機器メーカーからも類似品が販売されていますが、余分なキーが含まれていたり、デザインが今ひとつなので唯一無二のキーボードと言ってよいでしょう。
Photo by Perixx Japan
こだわりの商品展開
さらにペリックスのミニキーボードは細かくバリエーションがあり、日本語配列・テンキー付き・バックライト・USBハブ付き・ワイヤレスなど自分の好みにあったミニキーボードが見つかりやすいです。
PERIBOARD-432はオプション的な機能をすべて取り払った一番シンプルなモデルなので格安で手に入れることができます。
キートップの印字が太字でしっかりと刻印されているので、視力が悪い人でもキー配置を把握しやすく、多少暗くても文字が浮き出て見えるのでバックライトなしでも割と困りません。
パンタグラフなのでそこまでタイピング音は大きくありませんが、スペースキーは他のキーよりも横に広いので押し方によっては多少カチャカチャ音が気になるかもしれません。
キートップの浅さは掃除しやすさにも繋がっており、比較的ほこりが溜まりにくい構造だと言えるでしょう。
唯一残念なのがUSBケーブルの付け根がキーボードに固定されているので、ここが着脱式だと持ち運ぶ時に便利だし断線しても交換できるので良かったなと思います。
なぜかほぼ同じ見た目でUSBハブ4個付きのPERIBOARD-416は電源ケーブルが着脱式なため、個人的にはこれが最適解な気がします。
ただ要素が増えれば増えるほど重くなり故障する箇所が増えるので、なるべく無駄を排除したPERIBOARD-432も決して見劣りしません。
どれにするか悩ましいほどの選択肢を提供してくれるペリックスには賛辞を送りたいです。
ワイヤレスから再び有線が主流になることはおそらく無いので、予備のキーボードとしてもう一つ買っておこうかと思うほど気に入りました。
ミニキーボードの他には何の変哲もない昔ながらのレトロなデザインのメンブレンキーボードPERIBOARD-106Mもたまらなくグッときます。
ペリックスについて調べると非上場の有限会社ということで経営の自由度が高く、開発者のこだわりが製品へ直接反映させやすい環境なのでしょう。
有線マウスに有線キーボードに有線イヤホンと時代遅れ甚だしい私ですが、有線だからこその安心感もあると思うので、ペリックスにはこれからもグッとくる製品を作り続けてほしいです。
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