Cairn 自由に登攀ルートを決めて装備や物資をやりくりしながら前人未到の頂を目指すサバイバルクライミングゲーム
登山やロッククライミングを題材としたゲームは昔から存在しますが、マイナーな域は脱せずそれほど数が多いわけではありません。
ただ近年になってNew Heights: Realistic Climbing and BoulderingやJusantといったロッククライミング要素のあるゲームが立て続けに登場しています。
2020年東京オリンピックで初めてスポーツクライミングが正式種目に選ばれるなど、クライミングに興味を持つ人が少しずつ増えています。
Cairnはマウント・カミという前人未到の山の頂きを目指して登攀することを目的としたゲームで、実際にプレイヤーが主人公を操作することで臨場感のあるロッククライミング体験ができます。
下から見上げると遥か彼方にある山頂に立つためには、目の前の岩肌をよじ登り一歩ずつ攻略していかなければなりません。
ロッククライミングに興味がある人はそれなりにいますが、実際にやろうとすると常に危険を伴いますしお金も必要です。
普段なかなか自分で行動に移せないことを体験できるのがゲームの良さなので、ロッククライミングがテーマというだけで自然と興味が湧きます。
この世界では現実と違ってクモ型ロボットが主人公をサポートしてくれるので、ロープの回収や物資の運搬など手間のかかることを引き受けてくれるのでプレイヤーは登ることに集中できます。
一般的にこのジャンルのゲームはあらかじめ決められた何通りかのルートから選択して進むことが多いですが、Cairnはプレイヤー自らがルート探索する楽しみがあります。
ある程度登りやすいルートは限られてくると思いますが、あえて難所に挑んだりプレイヤーたちによって未知のルートが開拓されていくことが期待されます。
ロッククライミングは指先とつま先で体重を支えるために踏ん張るので、時間が立つほど体の疲労が蓄積していきます。
踏ん張る時間が長いと徐々に震えがきて、限界に達すると最悪落下してしまいます。
ゲームコントローラのハプティック (触覚) フィードバックによってプレイヤーにも体の震えが伝わるシステムです。
疲れ切った体は定期的に休憩したり飲食でエネルギー補給することで回復します。
岩壁をよじ登るのと同じくらい体調管理は重要なので、強引に登攀するだけでは決して最後まで登り切ることができません。
自分が登ってきたルートは保存されるので、何度も挑戦することで何本も岩壁にルートが引かれて見返すことができます。
2025年中の発売が予定されていますが、すでにSteamでPCデモ版が公開されているので興味があればプレイしてみてください。
テント内で水や食料を補給してさらなる高みを目指します。
道中にはNPCがいるので会話することができます。
垂直の岩壁に絶望しますが一歩一歩進んでいくしかありません。
山の天気は変わりやすいので時には雷雨の中クライミングすることも。
クライミングの合間に美しい自然の景色を眺めるのも良いでしょう。
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