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チューブ絞り器は中身を一滴残らず使い切るための道具 おしゃれなチューブリンガーは一生もの

チューブ絞り器の名品チューブリンガー

チューブ容器は絵の具や歯磨き粉など様々な商品に使われていますが、手で押し出すとどれだけ絞っても中身を完全に使い切ることがデキません。

今ではプラスチック製のチューブが主流ですが、接着剤などは昔ながらのアルミチューブが使われています。

アルミチューブが普及し始めたのが1930年代で当時から絞り切れない悩みは存在しました。

中身をできる限り絞り切りたいという願望を叶えてくれるのがチューブ絞り器という道具です。

本格的なものから簡素なものまで多種多様に存在しますが、安物は手で絞ったのとそれほど変わらないくらいの品質です。

ただし良いものは明らかに精度が高くギルメカニカルカンパニーのチューブリンガーは値段に見合うだけの価値があります。

絵の具だけでなく歯磨き粉やハンドクリームなど何にでも使えるのでかなり実用的です。

正直プラスチックチューブには少しオーバースペック気味なので、歯磨き粉だけに使うような人はもっと簡素なタイプで十分だと思います。

チューブリンガーにもヘビーデューティーミディアムライトの3種類があり、用途によって選ぶことができます。

オール金属のヘビーデューティーはほぼ一生ものと言って良いでしょう。

下手に安物の金属製チューブ絞り器を買うくらいならライトの方がはるかに絞りやすく使い勝手で優れています。

チューブリンガーのコピー品がたくさん販売されていますが、やはり本家に比べると見劣りします。

今でもアメリカの工場で一つ一つ手作りを続けているメーカーなので、安価な量産品とは違う雰囲気をまとっています。

残さない美学

チューブをハサミで切って中身を取り出すライフハックもありますが、チューブ絞り器はそこまで手間を掛けずスマートに絞り切るための道具なので比較になりません。

アルミチューブだと刃物を傷つけてしまいますし、切り口で手を痛める恐れがあります。

数百円で買える歯磨き粉のためにわざわざ数千円するチューブ絞り器を買うのは馬鹿らしいと感じる人もいるでしょうが、カラカラになるまで絞り切ったチューブだと捨てる時の罪悪感がなく、むしろ最後まで使い切れて気分が良くなります。

私は性格的に食べ物を残したりするのに抵抗があるので、チューブ容器に関してもなるべく無駄なく使い切りたいという欲求があります。

少量の積み重ねでも一生を通して見るとチューブ何本分かになる量を捨てているわけで、その分を有効活用できるなら十分ではないかと思います。

物であふれかえる時代だから軽視されがちですが、チューブ絞り器を使うことで物の大切さを見直せるので、今だからこそ使う価値のある道具です。

Gill Mechanical Heavy-Duty Tube-Wringer