Carinthia (カリンシア) Defence 北欧の軍隊を中心に世界の冒険家たちも愛用するミリタリーシュラフ世界シェアNo.1寝袋
Photo by Militaryshop.lv
北欧のフィンランドやスウェーデンなど極寒の地で活動しなければならない軍隊から絶大な信頼を得ているのがCarinthia (カリンシア) Defenceという寝袋です。
北欧だけでなくEU各国の軍隊やNATO軍も採用しておりミリタリーシュラフの世界シェアNo.1という圧倒的な支持を得ています。
テントを張らない雪山でのビバークや何もない場所で休憩する時など、通常のキャンプや登山よりもタフな環境で使用されることが想定されます。
そのため中綿にはダウンではなくG-LOFTという超極細のポリエステル繊維が入っており、高品質ダウンと同じくらい防寒と保温性に優れています。
表面は撥水性があり水分を通しにくいのはもちろん、万が一濡れたとしてもダウンのように潰れて保温性が失われることがないので、ダウンシュラフほど気を使いません。
実用的に十分な機能を備えながら化学繊維なので生産しやすく余計なロイヤリティコストを含まないので、アウトドアブランドの寝袋と比べて比較的リーズナブルな価格です。
Photo by krusche-outdoor.de
Defenceシリーズは春から秋にかけて3シーズン使えるDefence 1 Top、冬のアウトドアに最適なDefence 4、日本ではオーバースペック気味な厳冬期仕様のDefence 6という3種類があります。
マミー型で軽さはさすがに天然素材のダウンには劣りますが、多少汚れても自宅の洗濯機で簡単にお手入れができます。
さらに専用のポリコットンライナー (品薄状態) を追加すれば内部が寝汗などで汚れるのを防ぎ、寝袋をより長く使い続けることができます。
圧縮率に関してもベルト付きの収納袋がコンプレッションバッグのような役目を果たしてくれて、潰してベルトで強く締めればダウンシュラフとさほど変わらないサイズまで圧縮できます。
寝袋は選び方を誤ると生命の危険にも及ぶほど重要なアイテムなので、下手に安いだけの寝袋を買うよりしっかりと実績のある確かなものを買いましょう。
それほど過酷な環境で寝泊まりしないのであれば安い寝袋でも何とかなりますが、より快適性を求めてグレードアップしたり総合的なバランスを考えるとCarinthia (カリンシア) Defenceシリーズはかなり優秀な寝袋だと思います。
適応温度から外れたり体とサイズが合っていない寝袋を選ぶと本来のパフォーマンスを発揮できない可能性があるので、しっかりとスペックを確認しましょう。
極限まで荷物の重量を切り詰めたい本格的な登山でなければ、幅広いアウトドアで活躍できる最高水準のミリタリーシュラフです。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません
この記事のトラックバックURL
新着記事
MIL-TEC パイロットウォッチ レトロ調だけどクオーツ式なので扱いやすいミリタリー腕時計
今の時代スマホを持っていればいつでも時間を確認できますし、腕時計をするにしてもス ...ダーニング 穴が空くほど服に愛着が湧くヨーロッパで伝統的行われている補修技術
Photo by gina pina 繕う生活 あなたはお気に入りの服に穴が空い ...コーヒー現像 Caffenol-C インスタントコーヒーやビタミンCなど身近な材料でモノクロフィルムを自家現像する方法
コーヒー現像とは? 2010年ごろから急速にスマホが普及した影響でデジタルカメラ ...クロスアンドステッチ 伝統的なアメリカを感じるオープンエンド糸 (空気紡績糸) を使った粗野な無地Tシャツ
Tシャツは普段着の中でも一番着る機会の多い服ですが、下着として着用する薄手のもの ...リチウムイオン蓄電池は廃棄処分が面倒なので統一規格にするべき
身近にある厄介者 世の中では毎年のように便利な新商品が発売されていますが、それに ...ピックアップ記事
カテゴリー
このブログを購読